手ぬぐい | 七十二候 第五十候「菊花開」紅
¥4,840
紅は今シーズン限定で作った色目です。
菊の歴史は日本文化とともにあるほど愛されてきた高貴な花です。
目に美しく、長寿の力があるとされてきました。
手ぬぐいとして、インテリアとして様々な用途にお使いください。
蒸気で蒸して色止めをしっかりしてありますので、洗濯機で洗っていただけます。
使い込こむほど生地と染めの味わいが変化していきます。
職人が京友禅の技法のひとつ「引き染め」にて一点ずつ染めています。
同じ柄であっても染めた時によりそれぞれ表情が異なります。
できるだけ 長くお使いいただけるように生地の表情、風合いにこだわって染めさせていただきました。
Design:
西染物店 「暦2472」
二十四節季七十二候の言葉をテーマにデザインしています。
七十二候 第五十候「菊花開」
十月十三日〜十月十七日頃
菊の花が咲き始める頃となりました。旧暦9月9日の重陽の節句は、ちょうど菊の花の盛りの頃。別名「菊の節句」とも言われ、この日には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、長寿と無病息災を願う風習がありました。
カラー:紅〜ピンクのグラデーション
素材:綿100%
巾:約34cm
長さ:約92cm
引き染めについて:
刷毛を引いて染めることから「引染め」と呼ばれます。
主に着物や帯などの呉服の染色加工に使われる技法・技術の事で、生地を伸子、張り木でしわのないように均一に張り、刷毛で染料を生地を染み込ませて染色していきます。染める素材の違いや気温・湿度の変化などの条件が異なる中、均一に染めるのは大変に高度な技が必要です。常に生地の状態を確認しながら、染め上げていきます。
引染めは日本人が長い時間をかけ培ってきた美意識を、色の奥行きと深みによって表現できる伝統的な染色技術のひとつです。
ご了承ください:
写真はなるべく実物に合わせるよう努力しておりますが、モニターなどの環境にもより、少なからず色合いの誤差が生じます。
また、一点一点手染めのため、同じ柄であっても表情が異なります。